ヘカート製作 まとめ-01

毎回製作過程をブログに上げようと思いつつやってなかったので今回はがんばる!
2023年の5月連休明けから加工開始。
最終納品日は秋ごろまでなんだけど夏までにはなんとか完成するつもりで動き出した。
頼まれてるのは1丁だけなんだけど少し時間もあるし、使うか分からんけど効率も考えて2丁同時に製作することに。
過去に製作したときの部材の残りで使えるものもあるけど基本的には新作する感じで。

始めに加工したのはアルミ削り出しのマウントレール。
こいつは5mm厚のアルミ板をNCルーターを使って削り出す。
加工を始めたら終わるまで止める事ができないので時間のある時にと思って先にやっておいた。

加工途中と加工し終わったところ。
加工し終わったけどネジ穴部分に皿加工するのと、面取り加工はまだやってない状態。
面取りがめちゃめんどいので後回しになってる・ω・

次の加工したのは一番面倒なマズルブレーキ部分。
マズルブレーキも2つのパーツに別れてるんだけどまずは簡単な方から。

バレルに使うΦ25のアルミパイプを実際に使ってサイズ合わせしながらの加工。
Φ25のアルミパイプに対して内寸がΦ25の塩ビパイプを使ってピッタリ合うように作っていく作業。
白い部分と黒い部分はアクリル板で、白い部分の穴はM4×8mmのキャップボルトを取り付ける穴。
実銃だとバレルに取り付けてキャップボルトを締めて固定する感じだと思われるけど、残念ながら完全にダミー。

あとで削るの前提なので少しズレてるのは問題なし。写真のでだいたい0.3mm程度。
キャップボルトの穴位置は今までは手作業で開けてたんだけどほんの少しずれるだけで見栄えが悪いので今回はNCルーターで完璧に位置出しして開けた。タップも切ったのであとは削るだけ。

次に加工したのが一番めんどいマズルブレーキのもう1つのパーツ。

ここまでは特に問題無しで、NC加工したアクリルを接着しただけ。
黒い部分が3mm、透明部分は10mm厚。

凹み部分にパテ盛りした状態。
この部分をキレイに加工するのがめちゃめんどい部分。
パテを削っては気泡をパテ埋め、削ってはパテ埋め・・・を繰り返す部分。
始めに使うパテは粘土状のエポキシパテ。左の少し白っぽい方がセメダインの木部用エポキシパテで右のがWAVEの軽量エポキシパテ。
WAVEのはセメダインに比べてベタついて扱いが少し難しいけど値段が半額・ω・
この部分も削りは後回しで晴れた日にウッドデッキでのんびりやる。

天気の良い週末を待つ間に加工できる部分をどんどん加工していく。
次はバレルのテーパー部分。どんな機能かは分からんパーツだけどこれもまあまあめんどい。

アルミパイプが通るサイズで内寸を加工、外寸を少しずつ大きくしたリング状のものを10個作って重ねて接着。
1つの厚さは8mmで合計80mm、アクリル製でエポキシパテ仕上げ。
これも後は削るだけ。

次はキャリングハンドル。

キャリングハンドルは文字通り持ち運ぶ時に持つ部分。
実際に持ち上げた時に折れないように塩ビで製作する。アクリルだと割れる率高いので。
厚さは12.5mmで方側はM6のタップ切り、反対側は外寸Φ8のステンレスパイプが通るサイズ。
1丁に1本あればいいだけなんだけど材料が余ってたので5本製作した。

次に製作したのはめんどいマズルブレーキの内側でほぼ見えなくなるライフリング部分。

この部分は完成後は光を当てながら覗き込まないと見えない部分だけど一応作り込んでおく。
というか、実銃がこうなっているかは不明・ω・

次に製作したのはグリップ。

こいつはIllustrator使って描いた実寸サイズの図面をプリントアウトし、使用する木にスプレー糊で貼り付けて電動糸鋸(通称ミシン)で切り出す。
NCルーターだと加工刃の進行方向と木目の関係でカット面がキレイな面とボサボサの面ができてしまうのでミシンでカット。
まぁ最終的にはかなり削っちゃうから関係ないかもだけども・・・

と、とりあえず現状はこんなところ。
梅雨の時期には塗装したくないので塗装以外の部分を進められるだけ進めたい作戦。
スコープとバイポッドも探してるんだけどどうもバイポッドがなくなっちゃったぽくて代替品を探し中。
スコープも丁度いいサイズのマウントリング付きのやつがいいな・・・
もう少し探す・ω・

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